呪具師被害者の会

呪具師被害者の会







私はとんでもないモノに手を出してしまったのかも知れない、、、


私は○○○の被害者の会の会長をさせてもらってる者だ。なんでそんな会の会長をしているか?それは最近起きている1家族をまとめて殺害する連続殺人事件の生き残りだからだ。目の前で家族を殺された私は同じような境遇の人を集め○○○へ然るべき法の裁きを下すために日々活動している。




そしてようやく時が来た、見つけたんだ!あいつを!あいつは大手医療企業の社長をして家族と楽しそうにしながらのうのうと生きていた。


殺意が湧いた。


私はあいつを徹底的に叩き潰すためにあいつの身辺の調査をはじめ様々なことを調べているときに、やつの履歴に不思議な点を見つけた。

ところどころ普通なら気にしないような所に空白があった。

少し悪寒がした

この時点で冷静になってきちんと調べれば良かったのだろう。だが私は他で見つけたやつの犯罪の証拠でやつを裁けることに有頂天になっていた。…………だから、やつにバレてしまったのだろうか。



この日を境に被害者の会に出席する人が1人、また1人と減っていった。最初は怖気付いてしまったのかと思いその方々の家に行って事情を聞こうとするがいつ行っても家には誰もいない。しだいに被害者の会に来る人は私だけになった。会場で暇を潰していると会場のドアが開く音がした。

(あ!ようやく人が来てくれた、、、)

そしてドアの方には"あいつ"がいた。

血溜まりの中で男は言った











「そして誰もいなくなったってやつだね。ふふ」


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